haruyuki's diary

高等遊民またはニート。新卒コンサル10年目でうつ発症し退職

悩んでいる暇は無い

人間には上昇したい、という厄介な習性がある。給料を上げたい、異性からもてたいというのは実は表面的なことで、ここでは無い新しい場所にいきたいという欲動が無意識レベルで働いているのだと思う。

その欲動は、有名でカッコよい職業とされる会社に転職するとか、異性と何人付き合ったとか、いくらボーナスが出たとか、そういった次元よりずっと先に我々を連れて行ってくれるものだと思う。
ただ、そのエネルギーは自分ではコントロールできないぐらい強くて下手したら簡単に他人を傷つける。それが怖くて、人は「悩んでる」とか言って行動を止めてしまい、安楽な場所に居ついてしまう。

自分は、社会人になってみて、その欲動は仕事によって、「人に貢献する」という形で適正な方向付けがされると思うようになった。
本当にチャレンジングな仕事は悩んでいる暇が無い。矢継ぎ早の意思決定と、行動が必要だ。
気付いたらいつの間にか高い山の上にいる、という経験をもたらしてくれる。

悩んでる暇があったら、人に貢献しよう。
二つ道があったら難しい方を選ぼう。

そうやってしか、あの欲動を抑えつける以外でコントロールする方法はない。